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  • 執筆者の写真コスコジ代表 小杉 光司

お店を作るのにいくら必要か?

すいません、またムダに長い話を書いてしまいました…ただお店を出したいと思っている人にはぜひ読んでいただきたいです。

それ以外の方は暇な時にどうぞ。

僕らのような小さな洋服屋さんを立ち上げるとしても、やはり1000万はみておいた方がいいと思います。

お店を出したいと思ったら、まず店舗を探さがし。もちろん場所によって家賃はピンキリです。

ただ僕の経験も含めて考えると個人がお店だそうとしたら坪1万は大きな基準の一つですので、15坪なら当然家賃は15万です。(コスコジ家賃はもっともっと高い 笑 中には坪3万のお店も)

ただ、店舗契約の際には必ず「敷金・礼金・前家賃」を支払わないといけません。15万の家賃の店舗をまず取得するだけでもその総額100万〜200万はまずはスタートに必要です。

次に店舗の内外装ですが、

物販のお店は1坪あたりの内装は通常は30万、少しこだわると40万はかかります。

15坪だとそれだけで450万。プロにデザインを頼めば80万から100万はそれにプラスされます。

それに店の中で使う

・棚什器(棚・テーブル・ケース・レジ台) 40万 ・ラック什器(ラック・ハンガー・トルソー)20万 ・レジ関係(アイパッド・ドロア・レジプリンター)10万 ・パソコン関係(パソコン・プリンター・ソフト) 20万 ・備品(袋・カード・用紙・シール・文具・など)10万

そして大切な商品

・商品 200万

これは売り規模(目標)にもよりますが、月間売上が200万目標ならその1.5倍〜2倍は在庫金額として持つ必要があり、原価が6割や6割5分だとしたも200万は必要です。

ここまでの合計で850万です。(デザイナー入れず)

もちろんお店ができても、すぐに売れるわけではないので、広告宣伝が必要です。

これも色々な考え方はありますが、僕個人としては最初にポステイング・折り込みチラシ・リスティング広告・などで10〜30万はかけて多くの人にまず認知してもらうようにしたいところです。

そうすると、ここでもう880万です。

そして半年は売上ゼロでもいけるようにするための生活費を20万×6ヶ月で120万。

これで合計1000万ですね。

かなりざっくりの計算ではありますが、経験上遠くはない計算だと思います。(コスコジはもっとですが、、)

問題はこのお金をどう用意するか?

多くの人は銀行や政府系の金融機関になると思いますが、信用が全くない立ち上げの時期であれば自己資金がものをいう(それが信用になる)のでその半分500万は必要かと思います。

自己資金と同額の融資が多いのでまずはこの金額に近いものがないと、スタートから大きくつまずく可能性が高いと僕は思います。(とはいえ、僕は全てを抑えて(特に内装と商品)総額300万一つのお店を手づくりで作ったことがあるので、無理とはいえませんが 笑)

またお店が軌道に乗るまでには2〜3年はかかるのは間違い無いですから、もっと多くもお金をつぎ込むことになるかと思います。(それでも10年残るのは1割です)

スタートの1000万でさえ余程のお金持ちでもなければ、大金で人生がかかっているといってもいいかもしれません。

お店は憧れや夢という人もいると思います。でも半端な気持ちでやったら大変なことになる。

お店とはそうゆうものです。覚悟がないならやめておいた方がいい。

ただね

自分のお店ってやっぱり、最高です。


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