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経営が苦しくて娘のランドセルが買えなかったあの頃

  • 執筆者の写真: コスコジ代表 小杉 光司
    コスコジ代表 小杉 光司
  • 2020年7月26日
  • 読了時間: 2分

娘が小学生に上がる時、経営が苦しくて僕はランドセルを買ってやる事ができませんでした。 両親からはこれで好きなランドセルを買ってやれとお金を頂いていましたが、それも生活費に回さざる得ないほど苦しかった。結局、入学式数日前に近くのスーパーに行ってSALEになったランドセルをなんとか買いました。 それでも、娘はすごくすごく喜んでランドセルをずっと抱えたまま、車に乗り込んだんです。でも僕は自分が情けなくて、情けなくて運転しながらボロボロ涙が流れて止まらなかった。 独立なんてカッコいいこと言って、家族には迷惑ばかりかけてるじゃないか。一番大切な娘にランドセルすら買ってやれない。 そんな自分を責めずにはいられなかったんです。でも、その経験が僕をある意味変えたと思います。 僕はどっか儲けるってことから逃げていたんです。 でも商売をやるならちゃんと儲けなければならない。ちゃんと儲けなければ結局誰も僕は幸せにできない。絶対に逃げてはならないって心に誓いました。 ただ、大事なことがあります。それは「正々堂々、儲ける」ってことです。 誰も騙すことなく、他にはなかなか無い商品やサービスもお客さんに届けて、笑顔の対価としてお金を頂くこと。 そうでなければ、きっと続かないし、なにより自分が独立した意味さえも失うことになる。そう思いました。 もう創業13年になります。 本当にいろいろな事がありましたが、僕にとって何一つムダな事はなかったと思います。起こったことは全て自分の責任だと受け入れて、今後同じ事がないようにひとつひとつ修正してきたと思います。 その度に、受け入れられる幅と、変化できる奥行きと、待てる時間が増えた。 それが小さいながらも会社の成長へと繋がったのだと思います。 まだまだ理想には程遠いですが、家族を大事に、また自分の周りにいてくれる人を大切にして、みんなと一緒に前に進んでいこうと思います。 14年目も頑張ります。



 
 
 

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