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震災のあの日。僕らは学んだんだ。

  • 執筆者の写真: コスコジ代表 小杉 光司
    コスコジ代表 小杉 光司
  • 2019年3月11日
  • 読了時間: 1分

震災の日。家に帰れなかったあの日。

娘は両親に何時間もかけて保育園に迎えに行ってもらった。僕らは店の中でダンボールを布団がわりに寝る事にした。でもとにかく怖く、とにかく不安だった。

とっくに閉店したお店に入ってくるお客さん。その人がわざわざ車で僕らを迎えにきて自宅に泊めてくれた。

シャワーまで貸してくれて、アイスまでご馳走してくれた。思わず涙が出た。でも不謹慎にもなんか合宿みたいで、すごく温かかった。(今でもその時の事は鮮明に覚えていて、本当に、本当感謝しかない。)

お店も停電で真っ暗の中、お客さんは来てくれた。自分も大変なはずなのに、僕らを気にかけてくれ心配してくれた。震災で落ちそうな売上もむしろ上がっていった。今はいらないだろう、服や雑貨も買ってくれたから。

同時にお客さんも僕らを見て安心しているようだった。

僕らは学んだ。

いつもあるべきところにあって。いつもいるべき人がそこにいて。いつも笑顔な人がまた笑顔でそこにいる。

それが一番人を安心させ、心を癒すんだって。

改めてお店の本当の存在意義を知ったんだ。だから僕は忘れない。あの日を忘れない。

そこにあり続けるために。

僕らは頑張るんだ。



 
 
 

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